サービス紹介

法人向けサービス

電気設備工事を中心として、空調設備、消防設備の施工も手掛けており、民間企業の工場、店舗、事務所オフィスやビル、マンションなど大阪をはじめ近畿エリアでの永年の実績から、多くのお客様から信頼をおかれています。
公共の施設から大手企業、店舗、住宅まで幅広い施工実績があるので、安心してお任せください。

電気設備工事(設計施工)

生活を支える電気を安定的に供給するために、発電、送配電から電気を使用する機器までの一連の電気設備をはじめ、電話設備、防災設備、情報通信設備などを含めた、電気設備を提供しています。

照明工事

屋内・屋外を問わず、照明工事がご必要の際は弊社へご相談を。新設から移設、省エネ性の高いLED導入まで、あらゆるご要望にお応えいたします。
照明のデザイン・種類も豊富にございますので、1度お問い合わせください。照度分布図の作成や照明プラン提案書を作成し、お客様のご期待に沿う結果をお届けします。

コンセント工事

家電製品増加によるコンセント不足を、タコ足配線等で補うのは火災の恐れもあり非常に危険です。コンセントの増設で事故・災害の不安がない電気環境を手にしませんか。
新設から増設まで規模を問わず、喜んで迅速・柔軟に対応させていただきます。

受変電設備工事

電力会社より供給された高圧(特別高圧)の電気を、用途に合った電力(電圧)に変える設備を受変電設備と言います。
事業所の要求に合わせて、どこまで変圧するかが変わり、それにより設備の種類も決まっていきます。
高圧受変電設備は開放型と閉鎖型に分類されます。

開放型

配電盤、遮断器、開閉器、変圧器、母線その他の電気機器を鉄パイプで組み立てたフレームに取り付ける方式の受変電設備です。
15年ほど前までは広く使用された方式ですが充電部分に触れやすく危険なことと、保守点検スペースが多く必要なことから一般のビルではほとんど採用されなくなっています。

開放型
閉鎖型

すべての電気機器を金属製の箱の中に納めたものです。キュービクルと呼ばれています。現在はほとんどこの受変電設備が採用されています。開放型と比べて次の特徴があります。

  • 所要面積が少なくてすむ。
  • 専用の部屋を必要とせず、地下室、階段室、屋上の一部などに簡単に設置できる。
  • 内部機器装置の簡素化により保守点検が容易であり、かつ信頼性が高い。
  • 充電部が露出していないので危険が少ない。
  • 将来の負荷増大に対して、設備の増強が容易である。
  • 建設期間が短くてすむ。
  • 体裁がよい。
閉鎖型

お客様のキュービクルや開放型電気室を見せていただきますとときどき倉庫代わりに空きスペースを使われているのを見ます。
荷物の出し入れをされている方は電気の怖さをご存じないようです。
怖かったベスト1は配電盤の横に掃除のほうきをたくさん立てかけておられて、ほうきをとるときに200V流れている銅バーに手が当たりそうになっていました。

電気室に荷物を置くのは絶対にやめてくださいませ。

受変電設備に設置される電気機器について

受変電設備には様々な電気機器が設置されております。その役割を簡単に説明します。

変圧器

受電電圧(6600V)より使用電圧(200Vまたは100V)に変成(減圧)するものです。

進相用コンデンサ

受変電設備の高圧回路に接続され力率を改善するために設置されています。力率を改善すると無効電力が少なくなり、送配電設備内の損失が減少しますので電力会社では力率料金制度が採用されています。
力率料金制度とは力率85%を基準として、力率が85%より1%上回ると、基本料金の合計の1%が割引され、力率が1%下回ると、基本料金の1%が割り増しされる制度です。

高圧遮断器

高圧電路の開閉を行ったり、保護継電器との組み合わせで機器、回路の過電流、短絡、地絡などの事故を検出して自動遮断を行い、電気回路を保護する目的で設置されます。油遮断器(OCB)と真空遮断器(VCB)があります。

断路器

充電された電路を開閉するための機器で直接負荷のかかった電流を開閉するものではありません。外部からその開閉の状態が明確に分かることから点検や工事の場合に開放しておけば、万が一誤って遮断器が投入されても感電事故などは防ぐことが出来ます。

電力ヒューズ

高圧回路や機器の短絡保護用として、変圧器、進相用コンデンサなどの事故時の短絡電流遮断に用いられるヒューズです。
限流型と非限流型に分類されています。遮断器に比べると価格が安い、小型、軽量、大きな遮断容量を有する、高速遮断が出来る、保守が簡単である、などの特徴があります。

高圧負荷開閉器(LBS)

高圧電路に使用され、通常状態において所定の電流を開閉及び通電し、その電路の短絡状態における異常電流を投入できると共に、規定の時間通電できる装置です。電路の開閉が大気中で行われる開閉器を気中負荷開閉器といい現在はこれが主流となっています。電力ヒューズ付き気中開閉器もあります。
15年以上経過しているものにはバリヤーがついていないものが多く、主任技術者(保安協会)からよく指摘されています。アークが飛び短絡事故が起きて波及事故になると周辺地域に停電が及びます。間違いなく補償問題になりますから必ずバリヤーは取り付けましょう。

高圧カットアウト(PC)

変圧器の高圧側開閉器として変圧器容量300kva以下のものに使用されます。
絶縁耐力の高い材質で作られており、開閉器内にヒューズを装着しています。

避雷器

受変電設備の引き込み口に設置されています。
雷及び開閉などによる異常電圧が回路に侵入したとき、大地に放電し、機器の絶縁を保護します。

計器用変成器

電気計器または保護継電器と共に使用する電流及び電圧の変成用機器で、変流器(CT)、計器用変圧器(VT)および計器用変流変圧器(VCT)があります。

保護継電器

機器や電路の事故が発生したときに適切な保護を行って被害を最小限に抑え、他の健全系統への事故波及を防止するために、電気設備の過電流、過電圧、不足電圧、地絡、欠相などの事故から保護して遮断器を開放させるために設置されます。

電気機器の耐用年数

電気機器 法定耐用年数 実用耐用年数
変圧器 15年 20~30年
進相用コンデンサ 15年 20年
高圧遮断器 15年 20年
断路器 15年 20年
電力ヒューズ 屋内用15年、
屋外用10年
屋内用15年、
屋外用10年
高圧負荷開閉器
(LBS)
15年 20年
高圧カットアウト
(PC)
15年 20年
避雷器 25年 30年
計器用変成器 25年 30年
保護継電器
(誘導型)
25年 30年
保護継電器
(デジタル型)
15年 20年

電気主任技術者や電気保安協会から改修の必要性を指摘されておられましたら、ぜひ弊社へご相談ください。
キュービクルの取替や高圧受電から低圧受電への切り替え、キュービクル内のナイフスイッチからノーヒューズブレーカーへの取替など数多く施工しております。

漏電調査

電気は電線・ケーブルなどの電気を通しやすい物質の中を通り流れています。そして、これら電線やケーブルは、外に電気が漏れないようにするために、通常、絶縁という電気を通しにくい物質で覆われています。
しかしこの絶縁に傷がついていたり、劣化を起こしていたりすると、正常な電気の通り道(電線やケーブルの内)以外にも電気が流れ出てしまいます。
これが漏電です。漏電すると、感電の危険性がありますし、火災といった深刻な事故の原因となることがあります。
漏電の原因は多々ありますが、電線や電気機器は、電気が外に漏れないように電気の通り道や充電部分を塩化ビニルなどの絶縁物で覆っています。
しかし、この絶縁物が古くなったり傷ついたりして絶縁性能が悪くなると、電気が本来の通り道を外れて、電気機器の金属ケースなどに漏れてしまう状態を漏電といいます。
漏電が発生したとき、漏電ブレーカが取付されている場合は漏電ブレーカが働いて電気を遮断してくれます。しかしながら、漏電個所を調べ改善しないかぎりその回路の電気は使用することができません。漏電調査とは漏電を改善する前の調査と考えてください。

消防施設工事

消防施設工事とは、建築物などの防火対象物に消火設備や火災警報設備、避難設備、防排煙設備など消火活動に必要な設備を設置したり、または工作物に取付ける工事の事を言います。
建物の大きさや用途によって必要な設備が消防法で義務付けられていて、これをおろそかにすると罰則もありますし、大惨事を引き起こす危険性もありますので、必ず定められた消防設備を設置するようにしましょう。

火災検知設備

検知器には期限があり、建物の規模によっては法定点検の期限があります。
当社では新設、メンテナンスに関わらず消防設備のプロとしてのノウハウを活かして、お客様の施設に適したご提案をいたします。

自動火災報知機

自動火災報知機の設置工事を承ります。万一の火災発生時に周囲への放置を行なう設備ですので、物件の規模や設置場所などに応じた慎重・確実な計画が必須です。数々の消火設備工事を手掛けてきた私たちが、最適・最善のプランをお届けいたします。
ご検討の際はお気軽に弊社までお問い合わせください。

空調・換気設備工事

空調設備工事とは、室内の心地よい環境を維持するための作業、空調設備の新規取り付け・配管工事や古い設備の更新工事、そして既存空調設備のメンテナンスや保守点検などです。

業務用空調設備

空調とは、室内の空気の汚れを取り除き、温度と湿度を自動的に調整することです。室内の心地よい環境を維持するための作業、空調設備の新規取り付け・配管工事や古い設備の更新工事、そして既存空調設備のメンテナンスや保守点検などです。
工場や商業施設、オフィスビルなど大規模工事を請け負える当社にお任せください。

住宅用空調設備

マンション、集合住宅、戸建て住宅の空調設備にいたるまで、様々な現場を対象に施工実績が豊富な当社なら安心してお任せいただけます。
快適な環境づくりのために空調設備をリニューアルするご要望も承ります。

換気設備工事

特定の空間の空気を入れ替えるための設備の工事です。
換気設備は、給気設備と排気設備から構成され、建築基準法によって、原則として全ての建築物での設置が義務付けられています。
改修工事ではお客様の要望に沿い原則、既存の建物および設備を活かし、将来的に機器の取替えなどの保守作業まで配慮し、用途にあった必要換気量を算出した上で機器の選定および提案をさせていただいております。

換気ダクト工事

「エアコンの効きにムラがある」「湿気やカビ臭さが気になる」「厨房に熱気がこもってしまう」など、そんな症状でお困りになったことはないでしょうか。これらは、空調設備のトラブルの一因と考えられ、ダクト工事やダクト交換などを行うことで改善することが少なくありません。

フロンガス回収

地球温暖化の防止のためフロンの排出を抑制するため、平成13年に「特定製品に係るフロン類の回収及び破壊の実施の確保等に関する法律(フロン回収・破壊法)」が制定され、業務用冷凍空調機器の整備時・廃棄時のフロン類の回収、回収されたフロン類の破壊等が進められてきました。
柿木電気では業務用空調機のフロン回収作業、廃棄手続きを行っております。行程管理票の発行、破壊処理証明書の発行手続きも行っておりますので、是非弊社にお申し付けください。

環境省_フロン排出抑制法の概要 - フロン排出抑制法の背景・目的|「フロン排出抑制法」ポータルサイト (env.go.jp)